健康箱では、ダイエット・美容・病気・ケガに関する役立つ情報を紹介しています。健康に生きるために、ぜひご利用ください。
健康箱
» » 虫歯放置で病気に!自然治癒するのは初期の虫歯だけ

虫歯放置で病気に!自然治癒するのは初期の虫歯だけ


虫歯

虫歯は、誰もが嫌がる病気ですが、ある程度進行すると、治療しなければ治りません。

それにもかかわらず、虫歯があることに気付いても、治療を受けるのが嫌で、ついつい歯医者に行くことが遅くなるという人も多いでしょう。

耳障りなドリルの音や振動、そして、治療に伴う激痛は、歯医者に行く意思を鈍らせます。

中には、歯の自然治癒を信じて虫歯を放置している人もいるのが現実です。

しかし、虫歯を放置すると命に関わる病気になるので、早めに治療を受けましょう。



子供の虫歯は痛いのに、大人の虫歯が痛くないのはなぜ?

虫歯の放置で疑問に思うのは、「なぜ、大人は虫歯を我慢できるのか?」ということでしょう。

子供が虫歯になると、今までに経験したことがない痛みが襲い、泣き喚き、歯医者でも恐怖心と激痛で泣き喚きます。

したがって、子供が虫歯を放置することは、ほぼできません。

しかし、大人は虫歯ができても痛がらない場合が多く、我慢しているというよりは、痛みを感じていないようです。

これには、しっかりとした理由があります。

歯は、神経を象牙質が覆い、さらに、固いエナメル質が一番外側を覆うという3層構造をしていますが、大人の永久歯は、エナメル質と象牙質が厚いので、虫歯菌が神経まで達するまでに時間が掛かるのです。

また、虫歯菌がエナメル質を溶かして侵入したとしても、その部分の象牙質が厚みを増して、神経に容易にたどり着けないようにする歯の性質もあり、虫歯の痛みを感じにくくなっています。

逆に言えば、大人が虫歯の痛みを感じた時は、かなり歯が悪い状態です。

一方、子供の乳歯は、エナメル質と象牙質が薄く、虫歯菌が容易に神経まで達することができるため、すぐに痛みを感じます。

大人も子供も、早めの虫歯治療が必要ですが、特に大人は、痛みを感じていなくても、常日頃から歯のチェックを心掛けましょう。

虫歯の早期発見・早期治療の観点からも、定期健診は非常におすすめです。



虫歯を放置すると病気になるのは本当か?

大人は虫歯の痛みを感じにくいため、ついつい放置してしまいますが、穴が開いた虫歯は治りません。

そして、虫歯を放置すると、ただ歯を失うだけではなく、次のようにさまざまなトラブルを引き起こします。

  1. 口臭がきつくなる
  2. 激痛が襲う
  3. 歯の神経を失い、歯の寿命が縮まる
  4. 歯を失い、バランスが崩れ、他の歯も失う可能性がある
  5. 虫歯菌が広がり、鼻で副鼻腔炎、下あごで骨髄炎を引き起こす
  6. 虫歯菌が血液に乗って全身に流れ、肺炎・脳梗塞・心筋梗塞などを引き起こす
  7. 海外では、敗血症(全身に及ぶ細菌感染症)で亡くなった人もいる

危ないのは、上記3の歯の神経を失った後で、そうなると痛みがなくなため、さらに放置してしまいますが、そうすると、虫歯菌が全身を回って、他の病気を引き起こすのです。

実際、日本人の死因ベスト4を見ると、「1位・悪性新生物、2位・心疾患、3位・肺炎、4位・脳血管疾患」となっており、2~4位は、虫歯の放置で罹る病気と一致します。

このことからも、虫歯の放置が危険であることが分かるでしょう。

したがって、虫歯がある人は、一刻も早く歯医者で治療を受けてください。



虫歯を自然治癒で治す方法

以前は、「虫歯は自然治癒しない」と考えられていましたが、現在は、再石灰化で治ることが分かっています。

しかし、歯の自然治癒は、エナメル質が溶け出した初期虫歯の段階までは効果がありますが、完全に歯に穴が空いたり、黒くなっている場合は効果がありません。

たまに、歯の自然治癒を信じて虫歯を放置している人がいますが、歯に穴が空いている状態ならば治らないので、早く歯医者で治療を受けましょう。

早ければ、それだけ治療期間が短くなり、治療費も安く済みます。

ちなみに、歯の再石灰化に効果がある方法は、次のとおりです。

  • 歯磨きをしっかりしてプラーク(歯垢)を取り除く
  • 歯と歯の間は、デンタルフロス(糸楊枝)や歯間ブラシを使用する
  • 「再石灰化の促進・酸の生成抑制・歯の強化」の効果があるフッ素配合の歯磨き粉などを使う
  • 食べると口の中が酸性になるので、間食をしない。ダラダラと食べ続けない
  • 虫歯菌は糖を食べて酸を作り出すため、糖分を控える
  • 酸性が強い食べ物・飲み物は控える。口にした時は、すぐにうがいする。ただし、酸蝕歯により歯が弱くなっているため、すぐに歯磨きしてはいけない
  • キシリトールガムを噛むことにより、「プラークを落とす・虫歯菌に酸を作らせない・唾液を多く出す」という、歯の再石灰化を促す効果を期待できる

つまり、歯の再石灰化には、虫歯にさせない清潔な口内環境と唾液が必要なのです。

そのために、デンタルフロスやフッ素を使用しましょう。


クリニカアドバンテージ

コンクール ジェルコートF

そして、歯の自然治癒には、唾液中のカルシウムなどのミネラルが欠かせません。

そこでおすすめなのがキシリトールガムを噛むことなのですが、含有量50パーセント以下では効果を期待できないため、それ以上のガムを選びましょう。

歯科用のロッテ・キシリトールガムは、含有量が100パーセントなのでおすすめです。

「歯科用(含有量100パーセント)」と「市販用(含有量50パーセント)」の2種類があり、コンビニやスーパーでは後者となってしまうため、ネットで前者を購入した方が確実に入手できます。


関連記事

口臭は、自分では気付きづらいですが、人には感じられやすいという特徴があります。...


虫歯の治療で、歯を削った部分に詰め物をしますが、一生使えるわけではなく、寿命が...


富山大の関根道和教授が、「ゲームやテレビを長時間すると虫歯になりやすい」という...


酸蝕歯とは、酸性の食べ物・飲み物によって、歯が溶けてしまう病気です。さらに、歯...


親の学歴が、子供の虫歯に影響することを、東北大の研究グループが突き止めました。...



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です