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歯医者が手袋変えない!院内感染は大丈夫?


歯医者

多くの人が、歯医者で治療を受けたことがあると思います。

その時、歯医者や歯科助手が、複数の患者の間を行ったり来たりして治療することも珍しくありません。

でも、その動きをよく見ていると、ゴム手袋を一切変えておらず、手袋のまま手を洗って次の患者の治療をするシーンを目撃したことがある人もいるでしょう。

場合によっては、ゴム手袋をしたまま、カルテを書いたり、他のことをしています。

感染症は大丈夫なのでしょうか?



歯医者が手袋をしているかしていないかの調査結果2017

2017年、厚生労働省研究班が行った調査の結果が、以下のとおりです。

全国1,000人の歯科医師に調査し、回答を得られた700人の調査結果となっております。

ゴム手袋

患者ごとに手袋を変える 52%
患者ごとに手袋を変えない 47%
手袋をしない 1%

ハンドピース(ドリルの柄の部分)

患者ごとにハンドピースを交換する 53%
感染症患者、または血液が出た場合のみ交換する 47%

ポイント・バー(ドリルの歯)

患者ごとにポイント・バーを洗浄・滅菌する 64%
薬液消毒のみする 20%
洗浄のみする 13%
滅菌のみする 3%

何となく分かっていたことですが、歯医者の衛生は徹底されていませんでした。



歯医者が手袋をする理由

昔は素手で治療を行う歯医者が多かったですが、今は手袋をする歯医者が圧倒的に多いです。

それは、感染症対策として当たり前の行為になりました。

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に入ることで引き起こされる疾患で、人から人に伝染します。

そのため、しっかりと感染症対策されていないと、病院内で感染する院内感染につながる恐れがあるのです。

歯医者の手袋は、唾液や血液による感染症予防の意味合いがあり、患者から歯医者へ、そして、歯医者を介して患者から患者へ感染症がうつるのを未然に防ぐ目的があります。

B型肝炎、C型肝炎、HIVなど、大きな病気に感染する可能性もゼロではありません。

インフルエンザなら、知らず知らずのうちに院内感染している可能性もありそうです。

今のところ、日本の歯医者で重大な感染症になった報告はありませんが、アメリカの歯医者では院内感染があったので、可能性はゼロではないことだけは覚えておきましょう。

歯医者に行った際には、用意されているドリルや手袋のチェックをしてください。

疑問に思えば質問するか、他の衛生的な歯医者で治療を受けることをおすすめします。



歯医者が手袋を変えない理由

「院内感染の恐れがあるのに、なぜ歯医者は手袋を変えないのか?」と、疑問に思うはずです。

その理由については調査されていませんが、次のことが考えられます。

  • 歯医者負担になるので、手袋を使いまわしている
  • 患者のために手袋をしているのではなく、歯医者自身が感染しないように手袋をしている
  • 患者ごとに手袋を交換するのが面倒
  • 手袋ごと手を洗うだけでも、今までに日本で重大な感染症になった事例がない
  • ゴミが増える

歯医者の数はコンビニの数よりも多く、徹底した教育で虫歯になる子供も激減したので、経営に苦しむ開業歯科医が多いのが現状です。

そのしわ寄せとして、衛生面で手抜きされています。

ただし、半数の歯医者はしっかり感染症予防を行っているので、治療を受けるならしっかり衛生管理されている歯医者を利用したいものです。


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